築城年代は定かではない。文正元年(1466年)山内上杉氏の重臣長尾景人が足利荘代官として入部し岩井山城を修築して居城とした。
享徳3年(1454年)足利成氏は上杉氏の勢力を排除するため、関東管領上杉憲忠を呼び寄せ謀殺する。これにより享徳の乱が起こり室町幕府は上杉氏へ援軍を送った為、足利成氏は鎌倉より古河へ移り、古河公方と呼ばれるようになる。文明3年(1471年)には上杉氏は長尾景信を大将として成氏を攻めると、景人はこれに属して戦った。
天正年間(1573年〜1592年)長尾景長は足利城を修築して居城を移し、以後岩井山城は足利城の支城となった。
城は渡良瀬川に面した丘陵に築かれており、渡良瀬川に面した西側の山頂に土塁で囲んだ本丸を置いている。
雨が降っているが小山なので傘をさして登ってみたのだが、山上は笹が生い茂っていて少し歩いただけで下半身がずぶ濡れとなり、そそくさと撤収したのでほとんど何も見れていない。
県道8号線足利警察署交差点を南下して岩井橋を渡ると山の麓に案内板が見える。
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