詳細不明。城主は近藤但馬と伝えられ、本篠城の出城と考えられている。
城は国道377号線の南の丘陵にあり、南へ伸びる尾根を堀切で断ち切り、堀切で分断して南北二郭ある。南尾根も平坦地があり、東端に土塁状の高まりもあるが、ここも状域に含まれるかどうかはわからない。南の頂部は自然地形である。
城山は現在きれいに整備された竹林で、戻って日本城郭体系を確認すると竹の子の栽培される竹林だという。どおりできれいに整備されている訳である。竹の子泥棒と間違われないように注意しなければいけない。
国道377号線沿いにある神田小学校の前を西へ進むと、県道218号線との交差点がある。その付近から南東の山裾を良く見ると石碑が建っているのが確認できる。石碑から西の谷沿いを進んで行くと左側に堀切から伸びる道があるので、それを登れば背後の堀切に達する。
最寄り駅(直線距離)