築城年代は定かではない。『留守家旧記』では南北朝期に吉良・斯波氏と畠山氏が争い、畠山国詮が沢田要害まで打入ったという。

沢田城は遍照寺のあたりに築かれていたといい、山門脇に標柱がある。

宅地や田畑になって遺構は明確ではないが、西に「大手」、東に「搦」、南西に「要害」、「古館」など城にともなう地名が残存している。

最寄り駅(直線距離)
3.4km 古川駅
4.3km 塚目駅
4.8km 陸前谷地駅
6.4km 東大崎駅
6.5km 北浦駅

古川市史-第1巻-通史I
古川市史-第6巻-資料I-考古
日本城郭大系〈第3巻〉山形・宮城・福島(新人物往来社)

付近の城(直線距離)
1.4km 陸奥 休塚館
1.9km 陸奥 馬放館
2.6km 陸奥 沼木館
2.6km 陸奥 大隅館
2.9km 陸奥 青塚城
3.0km 陸奥 古川城
3.1km 陸奥 小野御所
3.3km 陸奥 宮沢遺跡
3.7km 陸奥 宮沢城
3.9km 陸奥 新井田城
4.5km 陸奥 雨生沢城
5.1km 陸奥 三丁目館
5.1km 陸奥 通木城
5.2km 陸奥 市ヶ坂館
5.4km 陸奥 新寺館
6.1km 陸奥 沼部上館
6.1km 陸奥 築館
6.2km 陸奥 伏見城
6.3km 陸奥 師山城
6.5km 陸奥 寺前館
6.6km 陸奥 御所館
6.7km 陸奥 名生城
6.7km 陸奥 名生館官衙遺跡
6.9km 陸奥 境館

2025年5月