陸奥 茂ヶ崎城むつ もがさきじょう
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名取郡北方三十三郷の旗頭と呼ばれた粟野大膳の居城という。
茂ヶ崎城は伊達家墓所のある大年寺山に築かれていた。かつては大年寺の境内となっていた所で、現在はテレビ塔や宅地などとなっている。「茂ヶ崎城跡」の標柱が片隅に建っており、この向かいには土塁らしき地形もあるのだが、これが城の遺構なのか寺などのものなのか全くわからない。『日本城郭大系』には「斜面に段曲輪が見られる」とあるので、土塁は遺構ではないのかもしれない。