築城年代は定かではない。はじめ和徳城主小山内氏の家臣猪俣市郎左衛門が在城、その後天正から慶長年間(1573年～1615年)にかけて津軽氏の家臣森岡山城守(金吾)信元が三千石を賜り在城していたという。

小沢館は土淵川とその支流の合流地点、北へ伸びた舌状台地の北端に築かれている。

畑となっているが、北端の曲輪を区画する堀切が一条確認できる。

最寄り駅(直線距離)
3.1km 聖愛中高前駅
3.3km 千年駅
3.4km 弘前学院大前駅
3.8km 小栗山駅
4.1km 弘高下駅

都道府県別日本の中世城館調査報告書集成(1)(東洋書林)(青森県の中世城館)
日本城郭大系〈第2巻〉青森・岩手・秋田(新人物往来社)

付近の城(直線距離)
2.2km 陸奥 大和沢館
3.0km 陸奥 小栗山館
3.5km 陸奥 湯口茶臼館
3.8km 陸奥 青柳館
4.4km 陸奥 出間館
4.5km 陸奥 五所野沢館
5.0km 陸奥 里見館
5.1km 陸奥 水木館
5.1km 陸奥 山下館(岩木町)
5.2km 陸奥 紙漉沢館
5.4km 陸奥 弘前城
5.8km 陸奥 藤沢館(相馬村)
5.9km 陸奥 藤代館
6.3km 陸奥 和徳城
6.4km 陸奥 築館(岩木町)
6.6km 陸奥 大浦城
6.7km 陸奥 竜気平館
6.8km 陸奥 堀越城
7.0km 陸奥 八幡館(岩木町)
7.2km 陸奥 高館城(岩木町)
7.6km 陸奥 葛原館
7.7km 陸奥 蒔苗館
7.8km 陸奥 高野館
8.0km 陸奥 折紙館

2021年5月