便宜上「妻木陣屋」として紹介しますが、史跡名としては「妻木城士屋敷跡(つまぎじょうさらむいやしき)」となっている。中世妻木城を居城として代々続いた妻木氏が、江戸時代初期に七五百石の旗本、交代寄合となったときの陣屋と家臣団の屋敷跡の複合遺跡といわれる。詳細は妻木城を参照。
妻木陣屋は妻木城の北麓にあり、集落を見下ろす山腹の高台に築かれている。
妻木城士屋敷跡は県道388号線によって南北に分断されているようですが、南側は史跡公園として整備されている。石垣によって区画された段が連なり、南側の山裾には石塁で補強した溝が山腹と屋敷跡の境を巡り雨水の流入を防ぐためのものと見られている。
妻木氏の祖土岐明智彦九郎頼貞が文和3年(1354年)に開山した崇禅寺は、妻木氏の菩提寺で門が移築現存している。
門(移築 城門)
敷島公園または崇禅寺を目指すのがわかりやすいでしょうか。 そのまま県道19号線を南下して県道388に入り、西へ進んでいくと南側に大きな看板が出ているのでわかります。
o最寄り駅(直線距離)