詳細不明。城主は春日井与左衛門と伝えられる。
仁木城は下仁木集落の東背後に聳える標高440m程の山頂に築かれている。
主郭は東西に長く部分的に土塁が巡っており、一部の土塁は内側を石積で補強されている。虎口ははっきりしないが、現在の登り口は西の堀切側からになっている。
主郭の周囲はほぼ一周に渡って横堀が巡らされている。西尾根は二条の堀切とそこから伸びる竪堀によって遮断され、北の竪堀は二重になる。
南西側の斜面には二条の竪堀らしき遺構があり、南側は直線、北側はやや弓なりに北側に曲がっている。これを登った所に虎口があり、石積がなされている。
主郭から北西に続く尾根には削平地らしき遺構があるが、不明瞭である。
国道419号線と県道19号線の下仁木諸屋交差点の東側にある山が城山で、交差点の少し南側に集落内に入って行く道がある。この道の終点から「宮口古墳群」の道標があるが、城山へはこの古墳と反対の北側山頂にある。終点まで車で行くことはできる。(地図)
最寄り駅(直線距離)