詳細不明。
川瀬城は風伝トンネルの東口の南側に聳える標高200m程の山に築かれている。
たまたま横を通りがかって石碑を見つけ、写真を撮ったのだが、横に小さな五輪塔があるだけで案内板もない。しかし、石碑を良く見ると矢印があり、左上を指しているどうやらこの山が城山らしいので登ってみた。
川瀬城は山頂に南北に長い楕円形の主郭があり、周囲に低い土塁が概ね巡り、南東側に虎口がある。東下には帯曲輪があり、その南端に竪堀がある。南尾根は二段ほどの腰曲輪らしき削平地があり、さらに南の尾根は石積された平段がある。この辺りは開墾されていたようで、堀切は確認できないが、西側に大きく竪堀が落ちている。この他北西尾根にも腰曲輪のような平段があるが、全体的に藪になっていて詳しくは見ていない。
国道311号線風伝トンネル東口から県道62号線側に曲がり、少し南下した東側に石碑が建っている。城山はここの西上で、山腹にある墓地から取り付くことができる。
最寄り駅(直線距離)