詳細不明。
「千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書」によれば、初期の築城は真里谷武田氏に関連した在地領主で、その後、現在の規模に改修されたと見られており、改修したのは第二次国府台合戦頃の里見氏ではないかと推測している。
真ヶ谷城は内田川の北岸、真ヶ谷集落と宿集落の間を南西に伸びた舌状の丘陵に築かれている。
南へ伸びた尾根が西へ曲がって続く辺りに広い曲輪が二郭あり、北が主郭と思われる。主郭は南北に三段ほどの削平地があり、北側に土塁を残している。この土塁から北へ続く尾根にも手狭ではあるが曲輪があり、一部土塁が残っている。
内田小学校の西側に「宿」という集落がありそこに三島神社が鎮座する。国道から三島神社にむかって西の集落内に入る道があり、これを100m程入ると道は右と直進に分岐する。ここから少し直進して右側の山に入る道があり、これを登ると南の広い曲輪内にある畑に至る。この道は見つけづらいが、先ほどの交差点を右に曲がり直ぐ左に曲がると奥に民家が見える。この民家の奥からも山に通じる道がある。
最寄り駅(直線距離)