甲斐 下曽根氏屋敷かい しもぞねしやしき
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築城年代は定かではないが下曽根氏によって築かれたと云われる。 下曽根氏は甲斐武田氏十四代武田信重の子賢信(賢範)を祖とする。
永禄年間(1558年〜1570年)の下曽根雲軒は信濃国小諸城の守衛を務め、天正10年(1582年)の『天正壬午武田諸士起請文』に下曽根信辰の名が残されており、武田氏滅亡後は徳川氏に従った。
下曽根氏屋敷は現在の実際寺境内となっている。かつて北を除く三方に土塁があったようであるが、現在はあまり状態が良くなく、土塁かどうか判断できないような形になっている。