詳細不明。
城名は単に「要害山城」であるが、島根県では要害山城が多数存在する為、内田要害山城として紹介する。
内田要害山城は周布川と内田川が合流する地点の東に聳える標高109mの山頂に築かれており、東西二郭で西が主郭である。
主郭は西郭で東西に長く周囲に土塁が付いて、内部は東が一段高くなっている。西側には小さな腰曲輪が二段、北側の山腹に畝状竪堀群を配している。東郭に繋がる東尾根はいくつかの堀切、竪堀によって遮断している。
東郭は切岸が低く曲輪の削平も甘い。東側に土塁が付いていおり、北端部は土塁付きのすり鉢状の小郭になっている。東、北東、北西にそれぞれ竪堀が一条付いているが、全体的に城郭遺構としての竪堀なのか、やや不自然な印象を受ける。
西郭から南西の三家元神社の方に降りていくと、途中に一段削平地があり、社が祀られている。ここも遺構の一つであろう。
南西麓にある三家元神社の背後をよじ登ると山道が付いている。
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