築城年代は定かではないが文明年間(1469年〜1487年)頃に佐々氏によって築かれたと云われる。
平戸松浦豊久の頃になると相神浦飯盛城主松浦親との争いが激しくなり、佐々氏は平戸松浦氏の前線として東光寺山城が重要視された。
東光寺山城は東光寺の東背後に南北に伸びた丘陵に築かれている。
南北に長く伸びた曲輪は北に水道施設があり、南には基壇のようなものが残されている。切岸は高く、北東側には堀切、南尾根にも堀切がある。南尾根はさらに離れた場所にも一条堀切がある。
西山腹にある東光寺の境内が居館跡で、境内には松浦豊久の墓がある。
西側に東光寺の山門があり脇に駐車場がある。山門脇に案内板が設置されている。山には北側を回り込むと墓地があり、その先に山に入る道が付いている。
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