築城年代は定かではないが室町時代初期に小佐々太郎によって築かれたと云われる。 『日本城郭大系』によれば、小佐々太郎へは近江国佐々木氏の一族と云われるが、松浦党の一族ではないかとしている。
沖田城は本立寺の北に聳える標高111.7mの沖田山に築かれていた。
山頂のすぐ下に沖田山神社が祀られており、ここまで南麓から参道が続いている。山頂は果樹園に造成されていたようで、現状では北から林道が入っており、山頂部も大半が削平されていまっている。ただ、山頂から西側にかけて段々と平段が続いており、城郭遺構の可能性がある。
本立寺は沖田城の居館であるが、ここも特に遺構はない。
南の県道の上に民家があるが、その裏手に参道入口がいり鳥居がある。
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