嘉永6年(1853年)佐賀藩によって築かれた台場。
四郎ケ島台場は神ノ島の沖に浮かぶ四郎ヶ島に築かれた台場で、現在堤防によって陸続きとなり歩いて行くことができる。
四郎ケ島台場は波打ち際に高石垣があり、石塁や自然石を削ったような砲座跡、石積されたトンネルや井戸など、大規模な台場の遺構がそのまま残っているようである。ただ残念ながら台場内は荒廃した山林となっており、一応散策道は用意されているものの、その道は険しくジャングルの中を歩いているようである。国指定史跡になるような記事もあるので、最低限普通に歩いて散策できる程度には整備して欲しいものである。
神ノ島公園に駐車場があり、その脇から防波堤への道が付いている。散策道は防波堤を渡りきり、そのまま正面へ入って行く。藪をかき分け少し入ると階段が見える。
最寄り駅(直線距離)