文久3年(1863年)姫路藩酒井氏によって築かれた台場の一つ。

飾磨砲台は現在の姫路海上保安部のところに築かれていた。

遺構はほぼ失われているが、南西の近代石垣の下方に台場のものとされる石垣の一部が残り、敷地の一角に石碑がたつ。

北側にある港は四角の大きな船溜まりで、この南側に海に面して弓なりに土塁を築いて砲台としたもので、飾磨砲台には四基の大砲が設置されていた。

石碑は姫路海上保安部の西側入口から一番奥のコンクリート塀のところに設置されている。

最寄り駅(直線距離)
2.1km 飾磨駅
2.2km 西飾磨駅
2.6km 夢前川駅
2.9km 妻鹿駅
3.2km 亀山駅

国別 城郭・陣屋・要害・台場事典(東京堂出版)
日本城郭大系〈第12巻〉大阪・兵庫(新人物往来社)

付近の城(直線距離)
2.1km 播磨 加茂構居
2.4km 播磨 英賀城
3.5km 播磨 妻鹿城
4.7km 播磨 才構居
6.5km 播磨 赤坂山城
6.6km 播磨 福泊構居
6.7km 播磨 姫路城
6.9km 播磨 的形城
7.1km 播磨 網干陣屋
7.9km 播磨 楯岩城
8.1km 播磨 佐土構居
8.1km 播磨 御着城
8.1km 播磨 柴崎山城
8.3km 播磨 国分寺構居
8.4km 播磨 北脇構居
8.8km 播磨 別所構居(姫路市)
8.9km 播磨 石積山城

2021年2月