詳細不明。
木和田館は木和田集落の南端、南の山から北へ緩やかに伸びた先の平地との境に築かれている。
方形ベースの単郭の城で四方を土塁と堀が巡り、南側は山に沿って緩やかに登っている。北にも現状で枡形状に見える開口部があるが、東に開口している部分が大手虎口とされている。
昭和61年に発掘調査が行われており、出土した須恵器から珠洲焼などから11世紀後半から12世紀後半頃に使われた城跡と推測され、平安時代の城跡である。
木和田公民館から南を見ると水田の向こうに案内板が設置されているのが見える。近くまで車で行くことも可能だが、農道のため公民館に駐めて歩いて行くのがよいだろう。
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