詳細不明。古代蝦夷(えみし)によるチャシ跡、或いは中世城郭とも考えられている。
河島山遺跡は最上川に面した標高194.3mの河島山に築かれている。 城郭遺構は山頂部と100m程離れた南東尾根先の二箇所にあり、それぞれ円形の曲輪に空堀を巡らせたもので、山頂が一の丸、南東尾根が二の丸と呼ばれている。
山頂の一の丸は円形の曲輪に土塁と空堀が巡る。二の丸は同じく円形ながら削平は不十分で二重空堀が巡っている。いずれもここまでの道は整備されているが、曲輪内は倒木の嵐で藪深い。
河島山への入口は多数あるようで、南東側の金樹寺の北側付近から遊歩道へ入っていったが、南の白山神社や西の八大熊龍王神社などからも入ることができるようだ。
南の白山神社への入口に大きな河島山遺跡の案内板が設置されている。
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