詳細不明。
大手城は宇甘川の北に聳える標高340mの山頂に築かれていたという。 山頂から南東へ伸びた尾根には鍋山城と大手城が残る。 「おかやま全県統合型gis」に従い鍋谷城として紹介するが、「戦国山城を攻略する−キャッスリング入門」の示す鍋谷城は鍋山城を参照して頂きたい。
山頂一帯はなだらかな地形で、gpsを頼りに山頂を探す程に広くなだらかな地形が拡がっている。この中で人工的な所は国土地理院の25000分の1地図で山頂のｖ字状になった地形の南端にある。
ここにはわずかな高さではあるが石積された段があり、平地を区画するような土塁が残っている。しかし、城郭遺構といえるような明瞭な遺構は見あたらなかった。
鍋山城の主郭から北西に伸びる尾根伝いに登ることができる。尾根道のマーキングテープに従って進んで行くと林道に出るので、左へ曲がって行くと山頂の東側付近にでる。林道は軽トラと思われる轍を確認することができるが、この道がどこからどこへ通じているのかはわからない。
最寄り駅(直線距離)