安芸 小坂城あき こさかじょう

城郭放浪記


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安芸 小坂城の写真
掲載写真数
形態
丘城(標高264m/比高30m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
曲輪
城 主
小坂氏
歴 史

『芸藩通志』には「年村城 小坂山 並に下殿河内村にあり、年村は那須枝高、高城より移り居、後又戸河内村に移りしと云、小坂は小坂参河、同宮内、同越中相続で居守せしと云ふ、」とあり、小坂氏の居城とされる。

小坂氏は栗栖氏の一族で親高を祖とするという。小坂氏は詳らかではないが、厳島神主家が滅亡して大内氏が安芸の諸城に大内家臣を配したとき、大内氏が山県郡の大田城には島田中務丞、伴田中兵衛丞、小坂三河守を配置した。この小坂三河守が栗栖氏一族の小坂氏であった。

説 明

小坂城は教念寺の西側にある独立小丘陵に築かれている。『日本城郭大系』には「おざか」とルビが振られているが、『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』では「こさか」とする。現地の方は「こさか」と呼んでいる。

北端最高所が主郭で小さな社と墓地になっている。堀はないが全周高い切岸になっており南の曲輪との高低差も高い。

主郭の南下に広い曲輪があり、さらに下方にも二段の平場があるがこのあたりは畑になっていたのか後世の石垣もある。

昭和63年の豪雨災害の対策としてこの山の東側が削り取られたようである。

南麓には豪雨災害の伝承碑があるが、その隣の墓地に小坂氏の末裔の方たちの墓と思われる墓所がある。墓碑を読ませていただくと「先祖 親高 小坂伯耆守、小坂遠江守、小坂三河守、小坂隠岐守、小坂越中守」と刻まれている。

案 内

北東側にコンクリート舗装された細い山道があり主郭まで通じている。麓の方の平場は東側から道が付いている。

主な参考文献
広島県中世城館遺跡総合調査報告書
芸藩通志
日本城郭大系〈第13巻〉広島・岡山(新人物往来社)
所在地/地図
広島県山県郡安芸太田町大字下殿河内
付近の城(直線距離)
1.0km 安芸 年村城
3.0km 安芸 箕角城
3.1km 安芸 平山城(安芸太田町)
3.6km 安芸 桜尾城(加計町)
4.1km 安芸 発坂城
4.2km 安芸 高城山城(筒賀村)
4.2km 安芸 茶臼山城(加計町)
4.2km 安芸 岩田城
4.3km 安芸 瀧本城
4.9km 安芸 筒賀古堡
5.0km 安芸 二城山城
5.2km 安芸 如意庵山城
5.4km 安芸 西光寺山城
5.5km 安芸 梶原山城
6.9km 安芸 平家城(湯来町)
7.3km 安芸 坂根城
7.5km 安芸 上穴屋敷
9.5km 安芸 長笹古塁
9.5km 安芸 平家ヶ城(豊平町)
最終訪問日
2026年8月
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