詳細不明。
西光寺山城は西光寺の南背後に聳える標高386mの山頂に築かれている。
西光寺山城は山頂に主郭を置き、東尾根に空堀を挟んで東郭、西尾根にも空堀を挟んで西郭を配している。南尾根は自然の谷が入っており、細い尾根道で繋がっている。
東郭は三段程の小さな段の集合で、西側の主郭とは大きな空堀で区画し、東尾根も堀切で遮断する。東尾根の堀切は屈折して竪堀となり、その外側に二条の浅い堀切が付いて三重になる。西郭は主郭と同程度の広さで、西側に浅い堀切が付いている。
町指定史跡であるが案内板もなく道も付いていない。北の山腹に神社があり、ここまで車で登ることができる。神社脇から東側へ回り込んで登ったが、西の谷間のほうが歩きやすく、これを降りると民家の裏側へ出てくる。