新庄藩戸沢家墓所(桂嶽寺)しんじょうはんとざわけぼしょ
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新庄藩戸沢家の墓所である。戸沢家は中世に角館城を居城としていた豪族で、江戸時代にはじめ常陸国松岡藩四万石であったが、元和8年(1622年)出羽新庄藩六万石に転封となり、以後代々続いて明治に至る。
桂嶽寺は寛永2年(1625年)戸沢政盛が長松山万年寺を建立したのが前身で、貞享3年(1686年)二代戸沢正誠が夭折した愛児政武の法名にちんなで桂嶽寺と改めたもので、二代藩主戸沢政誠の墓がある。二代を除く初代から十一代の御廟は瑞雲院にある。