築城年代は定かではない。 城主は福井藤吉郎(あるいは藤吉)と伝えられ、天正7年(1579年)細川藤孝に攻められ降伏したとという。
福井城は国道175号線と府道490号線が交差する上福井交差点の北方に聳える標高100m程の山に築かれている。
主郭は山頂にあり北東から南西に長く低い段差で伸びている。主郭から西へ伸びる尾根は二重堀切、南は一条の堀切と竪堀で遮断する。主郭の北端の北斜面には不明瞭であるが畝状竪堀群がある。
主郭から南東に伸びる尾根に二郭があり、主郭との間は土橋状の細尾根になり竪堀が付いている。
道はない。国道沿いから墓地へ入る小道があり、その先からよじ登る。
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