詳細不明。
下福井城は福井小学校から国道を挟んで南側に聳える標高143mの山に築かれている。
主郭は標高143mの山頂部南端にあり、そこから北へ伸びた尾根に小さな段差の曲輪が伸びている。主郭は低い土塁があり、南背後の尾根は二重堀切で遮断している。北へ伸びた段々の小段は薮によって把握しづらいが、先端部は西から北にかけて低土塁が付いている。北端は内桝状に窪んだ地形があり虎口になっている。
土塁の西測面には連続竪堀と堀切、北斜面にも連続堀切と連続竪堀が付いており、一番の見所であるが、残念ながらこの部分ははげしい薮に覆われ、存在を確認するのがやっとである。
取り付き場所を求めて歩いてみたが見つからず、北西麓にある民家の方にお願いして敷地を通らて頂き山に入ることができた。この方も城の存在は知らなかった。植林された山なので簡単に登っていくことができるが、ちょうど城域に入る辺りから薮になっている。
最寄り駅(直線距離)