詳細不明。弘治3年(1557年)頃に安井淡路守忠康の館城があったという。
西山城の国道376号線と県道139号線の中須交差点の西に聳える標高360m程の山に築かれており、その一角に天満宮が鎮座する。
西山城は最高所に一段小高くなった曲輪があり主郭と思われる。南は切岸がやや高く下に二重堀(堀2)があるが、やや蛇行した溝になっている。曲輪の西側は墓地として造成されて消滅している。
主郭の北東側に少し離れて土塁がある。さらに外側には外側に土塁が付いた空堀(堀1)があり、西端はそのまま竪堀となって麓のほうまで続いている。この間の地形は緩斜面である。
県道から天満宮への参道があり、天満宮の境内から空堀が見えている。
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