周防 萩藩 室積台場すおう むろづみだいば
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弘化4年(1847年)萩藩毛利氏によって築かれた。元治元年(1864年)台場は石垣による補強工事が行われた。
象鼻ヶ岬と呼ばれる「し」の字形に突き出した室積半島の先端に台場が築かれている。台場は岬の先端にある大師堂の入口付近に残されている。
この台場は別名「女台場(めだいば)」と呼ばれるが、これは禁門の変など幕末の動乱の中で萩藩は奇兵隊などの結成で青年男子がおらず、残った女子供で石垣を築き上げたからだと云う。