大隅 桑幡氏館おおすみ くわはたしやかた
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築城年代は定かではないが十一世紀後半頃に桑幡氏によって築かれたと云われる。 桑幡氏は大隅正八幡宮(現鹿児島神宮)の四社家(桑幡氏・留守氏・沢氏・最勝寺氏)の一つ。
桑幡氏館は鹿児島神宮の参道沿い、宮内小学校の南側に築かれている。 発掘調査によって中国の青磁・白磁、タイ・ベトナムの陶器などが出土し、100m四方の方形居館で周囲には土塁と堀が巡らされていたという。