詳細不明。北原氏の城。北原氏は肝付兼俊の三男兼幸が北原城を築いて北原氏を称した事に始まるという。

南北朝時代の延文2年(正平12、1357年)島津氏久によって北原城は落城し、北原兼延は島津氏に降って真幸院へ移った。

北原城は串良川とその支流との間にある比高70m程の山に築かれている。

北の細くなった鞍部より南側が城域とされ、南東端には鉄塔が建っている。北と南の山上に登ってみたものの大藪であり多少の平坦面以外は明瞭な遺構は見あたらなかった。

南東側は鉄塔整備道がある。北東の川沿いの道は途中崩落している。

付近の城(直線距離)
1.0km 大隅 細山田城
2.0km 大隅 霧島城
4.6km 大隅 仮屋城
5.4km 大隅 岩弘城
6.5km 大隅 日ヶ城
7.0km 大隅 胡摩ヶ崎城
7.0km 大隅 鶴亀城
7.5km 大隅 大崎城
7.5km 大隅 白寒水城
7.5km 大隅 中村城
7.6km 大隅 瀬戸城
7.8km 大隅 高隈城
7.8km 大隅 富山城
8.1km 大隅 岡崎城
8.2km 大隅 稲村城
8.3km 大隅 長谷城
8.4km 大隅 松崎城
8.7km 大隅 鹿屋一ノ谷城
8.9km 大隅 小原城
9.1km 大隅 龍相城
9.4km 大隅 鹿屋元城
9.9km 大隅 百引本城
10.0km 大隅 宮ノ前城
10.0km 大隅 古前城

2019年1月