延暦22年(803年)坂上田村麻呂によって築かれた。 蝦夷(えみし)に対する備えとして築かれたもので最北端の城柵であった。しかし水害等によって10年あまりで徳丹城へ移転した。
志波城は古代の城柵で現在国指定史跡となり志波城古代公園として整備されている。
古代の城柵は政庁と呼ばれる政治などを行う政務をする区画やそれを取り巻く外郭などがあり、南北に整然と区画された方形の城域を持つ。志波城では、政庁部の南門、東門、西門、外郭の南門、築地塀、櫓などが復元整備されている。
公園の入口である南側の県道16号線沿いに簡単な展示施設があり、駐車場もそこにある。