陸奥 白石城むつ しろいしじょう

城郭放浪記


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陸奥 白石城の写真
掲載写真数
形態
平山城(76m/20m)
別 名
益岡城
文化財指定
市指定史跡
遺 構
石垣,土塁,郭,井戸
城 主
蒲生氏,上杉氏,片倉氏
歴 史

天正19年(1591年)蒲生氏郷によって築かれた。 氏郷は白石城を会津城の支城として築城し城代として蒲生郷成を置いた。

蒲生氏に替わって上杉氏が会津に入封すると甘糟景継を城代として置いた。 豊臣秀吉が没すると徳川家康は上杉景勝の討伐を決め、伊達政宗に対して背後から上杉を牽制するように命じる。 政宗は伏見城から帰国し北目城から出兵して白石城を攻め落とした。 政宗は家康からいわゆる「百万石のお墨付き」を得ていたが関ヶ原合戦の後に加増されたのは刈田郡のみであった。 慶長7年(1602年)白石城は片倉景綱に与えられ一国一城令の例外として存続が許された。

説 明

白石城は白石市役所の西にある丘陵に築かれており、現在は公園として整備されている。

本丸は石垣作りで北西隅に大櫓と呼ばれる三階櫓があり天守の代用であった。この他、未申櫓、辰巳櫓がある。大手は北で大手一ノ門と二ノ門の櫓門があり、これも現在復元されている。南には裏御門と呼ばれる櫓門があった。

二の丸は本丸の西にあり、土塁などが残っている。

厩口門の写真

厩口門(移築 城門)


所在地: 延命寺(宮城県白石市不澄ケ池)
厩曲輪にあった門
市指定文化財

大手一ノ御門の写真

大手一ノ御門(復元 城門)


所在地: 城内本丸
平成7年に復元
市指定文化財

大手二ノ御門の写真

大手二ノ御門(復元 櫓門)


所在地: 城内本丸
平成7年に復元
市指定文化財

大櫓の写真

大櫓(復元 櫓)


所在地: 城内本丸
天守代用の御三階櫓
三重三階 層塔型
平成7年木造により復元
市指定文化財

案 内

白石市役所の北側に観光者用の無料駐車場がある。

最寄り駅(直線距離)
0.8km 白石駅
4.7km 東白石駅
7.4km 北白川駅
7.7km 越河駅
所在地/地図
宮城県白石市益岡
付近の城(直線距離)
2.2km 陸奥 大平館
2.3km 陸奥 郡山館
2.9km 陸奥 高野館
3.1km 陸奥 飯詰館
3.6km 陸奥 三沢城
3.8km 陸奥 大町城(小館)
3.9km 陸奥 地蔵院館
4.2km 陸奥 大町城(大館)
4.5km 陸奥 羽山館
5.3km 陸奥 内親館
5.5km 陸奥 宮城
6.4km 陸奥 冠木城
7.1km 陸奥 山家館
7.2km 陸奥 八幡台館
8.5km 陸奥 北山館
9.1km 陸奥 羽黒館(角田市)
9.3km 陸奥 前田館
9.4km 陸奥 荒山城
9.5km 陸奥 遠倉館
9.9km 陸奥 六角館
最終訪問日
2023年1月
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