築城年代は定かではないが承元年間(1210年)頃に江田頼有によって築かれたと云われる。
江田行義は新田義貞にしたがって各地を転戦している。
戦国時代には金山城の出城として改修され、由良氏の四天王の一人矢内四郎左衛門の居城であった。
天正12年(1584年)小田原北条氏は、金山城攻略のため江田城を攻め落とし拠点とした。
江田館は現在国指定史跡として整備されている。
平地にある城としては極めて良好に遺構が現存しており貴重である。館が原型とされるが現在の塁線には折れがあり完全な方形ではない。
南側の道路沿いに入口があり駐車可能。
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