築城年代は定かではない。 天文年間(1532年~1555年)頃には正木氏の城であった。
永禄7年(1564年)勝浦正木氏の正木時忠、時通父子が小田原北条氏に味方して一宮城主の正木大炊助を追い落とした。その後、里見氏の勢力も盛り返し天正年間(1573年~1592年)はじめ頃には一宮城は小田喜正木氏の持城となっていた。
一宮城は現在の城山公園一帯に築かれていた。
城の範囲は諸説あるが城之内と呼ばれる城山公園一帯が城の中心であったようである。 南側の民家に面しているあたりは切岸と思われ、池の畑は堀を思わせる地形が残っている。
城山公園に駐車場がある。
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