詳細不明。
上戸石城は行仙岳から南東に伸びた支尾根の一つ、標高170m付近に築かれている。
主郭Iは南東へ伸びた尾根の先端であるが、曲輪は非常に狭く削平も甘い。 主郭は堀切に面して土塁の高まりがあり、東と南に伸びる尾根に拡がる。東尾根はやや削り込んで、東端と南側に土塁状に残す。一方南尾根はほぼ削平しておらず、自然地形に近い緩斜面でやがて自然の細尾根となる。
主郭から北西に伸びる尾根背後は二重堀切1で遮断する。内側の堀切は岩盤を削ったもので、主郭側に石積を伴う。外側の堀切は幅広く削り込んであるが竪堀は伸びない。
行仙岳と船石岳の間をとおる車道から、北尾根をとおる林道が分岐しており、入口に小さな道標が出ている。林道は通行できないが、入口付近に駐車可能。
最寄り駅(直線距離)