築城年代は定かではないが、延徳年間(1489年〜1492年)に峯昌によって築かれたと云われる。
延徳3年(1491年)城主峰昌(さかえ)は平戸の松浦弘定と争いここに陣を置いた。松浦弘定と和睦すると松浦氏に帰属し、江戸時代には平戸藩の番所が置かれた。
陣笠城は田平港の北に聳える標高72.3mの城山に築かれている。現在は城山公園として整備されている。
主郭は東西にやや広い楕円形で公園となっている。この主郭の周囲にほぼ一周する石積があり、南東側面には横堀のようになった地形が残る。
南山腹に公園の駐車場がある。
最寄り駅(直線距離)