詳細不明。
白看板城は清里区荒牧にある福浄寺の南東に聳える標高232.2mの山頂に築かれており、城山は丸裸状態できれいに整備されている。
白看板城は地滑りによって遺構が損傷しているらしいが、現状残っている範囲では小さな砦で遺構はあまり明瞭ではない。ただ西にかなり離れた位置に堀切が一条残っているので範囲はもっと広かったのかもしれない。
山頂の曲輪は狭く、案内板が設置されているが、はやくも冬に備えてブルーシートで覆われていた。この山頂部から北、西、東の各尾根に小さな段や浅い堀切がいくつか点在している。南側山腹には古道や屋敷跡などの標識も建てられているが、林道のようにしか見えない。山頂から250mほど離れた西尾根に一条堀切が残っており、これが一番明瞭である。
北麓の県道198号線から札山線という林道がある。舗装された広い林道を登っていくと白看板城入口の標識が建っており、そこに駐車場が用意されている。(地図)
最寄り駅(直線距離)