詳細不明。館主は田沢内匠介と伝えられる。ただ、田沢内匠介は天平年間の人物で小国郷の開発領主という。

赤館は小国川の南岸にある比高40m程の独立丘陵に築かれている。

山全体が館跡で、東西に曲輪が連なり、大きな空堀で東西に分かれている。この堀の南端部分が虎口、西端の曲輪にも虎口のようなものがあるが、かつては開墾されていたのか、車道がついていて細部は不明である。北に流れる小国川との間に土塁のような地形が東西に走っている。

南側から未舗装車道があり簡単になかに入ることができる。

最寄り駅(直線距離)
1.2km 最上駅
3.2km 大堀駅
3.3km 立小路駅
4.6km 赤倉温泉駅
4.9km 鵜杉駅

付近の城(直線距離)
0.9km 出羽 曾楯
0.9km 出羽 月楯(最上町)
1.3km 出羽 物見の楯
1.4km 出羽 堀の畑
1.5km 出羽 要害館
1.7km 出羽 判兵衛館
2.0km 出羽 小国城(最上町)
2.4km 出羽 太郎田館
3.7km 出羽 富沢館(最上町)
4.1km 出羽 志茂の手館
4.2km 出羽 東法田の館

2015年11月