築城年代は定かではないが潟保氏の居城であった。
潟保氏の祖は斎藤氏で、この地に来住してきた信濃の海野小太郎幸氏を入婿とし潟保氏を称するようになったと云われている。
潟保氏は由利十二頭の一人であったが、豊臣秀吉によって改易となった。
潟保館は標高97.7mの山にあり、現在孔雀館公園として整備されている。
広く公園整備されているので遺構ははっきりしないが、山頂部に広い削平地が拡がっている。
山頂付近まで舗装された車道が続いており駐車可能。途中の道標はなく道はわかりづらい。
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