阿波 上浦城あわ かみうらじょう
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『阿波志』によれば城主は有持道慶という。
上浦城は「殿藪」、「殿屋敷」と呼ばれる地に築かれていたと推測されている。通玄寺と斉神社の中間地点で現状は田畑となっている。
『徳島県の中世城館』によれば、通玄寺は永正15年(1518年)に有持氏が菩提寺として建立した一蓮寺が前身で、天正年間(1573年~1592年)の兵火で焼失、のちに通玄寺の名で再興され現在に至るという。