安芸 鬼が丸城あき おにがまるじょう
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天文20年の槌山城合戦において毛利隆元が占拠して本陣とした所と伝えられる。
槌山城の西にある標高410mの山頂が城跡で、周囲が切り立った岩山である。
山頂部が主郭と思われるが、ほぼ自然地形の緩斜面地形で、明瞭な城郭遺構は存在しない。しかし、正面に槌山城を望め、周囲は切り立った岩山であり、天然の要害である。南根尾にも多少平坦面が続いているので、多少の兵力は駐屯できるであろう。
南西麓から槌山城へ登る登山道の途中に鬼が丸城への分かれ道がある。