安芸 勝山城(宮島町)あき かつやまじょう
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築城年代は定かではないが大永4年(1524年)頃に大内義興によって築かれたと云われる。
天文24年(1555年)厳島合戦で、陶晴賢は毛利方の宮尾城を攻略するために厳島に上陸し、この勝山城に本陣を構えた。その後、本陣を塔ノ岡へと移して宮尾城攻略を計ったが、包ヶ浦に上陸して博奕尾を越えて襲いかかった毛利元就の軍勢に敗れ、陶晴賢は自刃して果てた。
勝山城は厳島神社の宝物館の上にある多宝塔のある丘に築かれていたという。現在は石碑があるのみで遺構はない。