詳細不明。大村氏が西郷氏の真崎城に備えて築いたものか。戦国時代に西郷氏と合戦をしたとの伝承が残るという。
伊賀峰城は大村湾の北に聳える標高115mの伊賀峰山頂に築かれている。
南北に伸びた山頂に曲輪が設けられている。主郭の南端は「乾池」と書かれているが、土砂が崩落したような状況で、その淵に土塁があることから虎口があった可能性もある。東側側面には石積があり、山腹には帯曲輪状の平坦地が段々と続いていて、ここも石積されている。この地形が城郭遺構なのか畑などのものかはわからない。北端の曲輪の北側に浅い堀切が一条残る。
伊賀峰の東側、長崎自動車道の側道を通って伊賀峰の北側に回り込み、蜜柑畑の細い道を北東側に回り込んだ所に登山道の入口があった。
最寄り駅(直線距離)