対馬 佐賀館つしま さかのやかた
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築城年代は定かではないが応永15年(1408年)頃に宗貞茂によって築かれた。
対馬島主八代宗貞茂、九代貞盛、十代成職と三代にわたった対馬府中が置かれた所で、十一代宗貞国が応仁2年(1468年)頃に中村屋形を築いて府中を移すまでの居城であった。
佐賀館は現在の円通寺の西側一帯に築かれていたという。
円通寺は宗氏の菩提寺で本堂の裏には県指定史跡の『対馬円通寺宗家墓地』があり、宗家一族のものとされる石塔群がある。また、境内には朝鮮通信使、李芸の碑がある。