築城年代は定かではない。享禄元年(1528年)甲斐の武田信虎が諏訪に侵攻するにあたって新五郎屋敷を城に取り立てたのが先達城の始まりとも考えられている。

武田信玄の頃には多田淡路守常昌が居住していたが、長篠合戦によって討死した。

先達城は常昌寺の境内一帯に築かれていた。参道入口に案内板があり、常昌寺の周りにわずかに土塁と空堀が残されているが遺構の状態は良くない。

最寄り駅(直線距離)
1.7km 信濃境駅
2.7km 小淵沢駅
5.9km 甲斐小泉駅
6.1km 富士見駅
8.8km 長坂駅

付近の城(直線距離)
2.5km 甲斐 殿平屋敷
4.0km 甲斐 今井氏屋敷
4.5km 甲斐 島氏屋敷
4.5km 甲斐 茅野氏屋敷
4.7km 甲斐 教来石氏屋敷
5.5km 甲斐 笹尾砦
5.5km 甲斐 鳥原屋敷
6.0km 甲斐 鳥原砦
7.1km 甲斐 菅沼氏屋敷
7.4km 甲斐 天白砦
8.3km 甲斐 谷戸氏屋敷
8.6km 甲斐 曲淵氏屋敷
8.6km 甲斐 馬場氏屋敷
8.7km 甲斐 谷戸城
8.8km 甲斐 中丸砦
8.9km 甲斐 小和田館
9.0km 甲斐 深草館
9.2km 甲斐 南新居屋敷
9.2km 甲斐 寺所の屋敷
9.5km 甲斐 原村屋敷
9.7km 甲斐 深沢砦
9.9km 甲斐 千野氏屋敷

2018年12月