下総 郡陣屋しもうさ こおりじんや

城郭放浪記


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下総 郡陣屋の写真
掲載写真数
形態
陣屋
別 名
鍋島氏郡陣屋
文化財指定
なし/不明
遺 構
城 主
鍋島氏
歴 史

日本城郭全集によれば、慶長10年(1605年)鍋島氏の宗家刑部(鍋島忠茂か?)が郡、大戸など五千石を賜ったのが始まりで、元和2年(1616年)郡陣屋を構えて七代内匠まで続き、元禄11年(1698年)に遠江へ移されたという。

おそらく、鍋島直茂の次男鍋島忠茂を祖とする旗本鍋島家の陣屋と思われる。忠茂は徳川秀忠に仕えて下総に五千石の所領が与えられ、その後、肥前国鹿島に二万石を与えられて大名となっている。しかし、忠茂の子、鍋島正茂のとき、鹿島二万石を捨てて旗本五千石に戻っている。七代内匠とあるのは、鍋島内匠長行のことであろう。「御家人分限帳」では「寄合」として鍋島内匠(帯刀養子)遠江・三河にて五千石とある。

説 明

郡陣屋は県道110号線沿いにある「おかべ観音堂」の近くであったと思われるが場所はわからなかった。 「千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書」や「日本城郭大系」によれば、方形単郭で現在は宅地となり水堀の一部が残るという。

案 内
最寄り駅(直線距離)
0.4km 下総神崎駅
4.0km 大戸駅
6.2km 滑河駅
7.3km 佐原駅
9.5km 久住駅
所在地/地図
千葉県香取郡神崎町郡字岩崎
付近の城(直線距離)
0.8km 下総 大貫陣屋
0.9km 下総 田向城
1.1km 下総 神崎城(東の城)
1.2km 下総 神崎城(中の城)
1.3km 下総 神崎城(西の城)
1.5km 下総 武田城
2.1km 下総 小松城
2.8km 下総 鴇崎城
3.4km 下総 名木城
3.7km 下総 上小川城
4.6km 下総 大和田城
5.2km 下総 高岡陣屋
5.2km 下総 久井崎城
5.7km 下総 名古屋城
5.8km 下総 津富浦城
6.2km 下総 伊能城
6.2km 下総 南敷城
6.3km 下総 松子城
6.6km 常陸 阿波崎城
6.6km 下総 小帝城
7.1km 下総 矢作城
7.1km 下総 助崎城
7.8km 下総 大根氏館
8.1km 常陸 神宮寺城
最終訪問日
2012年11月
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