志摩 越賀城しま こしかじょう
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築城年代は定かではないが越賀氏によって築かれたと云われる。 越賀城は藤原氏の末裔を称し初代越賀玄蕃允隆俊、二代隼人隆政、三代隆春と三代の居城であった。志摩十三地頭の一人。
永禄年間(1558年〜1570年)に九鬼氏と三年に戦ったが結局は九鬼氏に降り、嘉隆の時代には家老となって朝鮮の役、大坂の陣に従軍して功をあげたという。
越賀城は南の海へ突き出した岬の丘陵に築かれている。
山上は開墾されて畑となっているが、北側に土塁が残っている。