近江国は六角氏、京極氏・大原氏そして高島氏と佐々木信綱を祖とする佐々木一族が勢力を持った。
このうち嘉禎元年(1235年)に高島郡田中郷の地頭となった佐々木高信を祖とする一族が各地に土着し、惣領家は清水山城を居城とした高島氏(越中氏)である。
高島七頭はこの高島氏を中心として、平井(能登氏)、朽木、永田、横山、田中、山崎氏を総称したものである。
唯一山崎氏のみ佐々木高信を祖としない一族である。
朽木城
佐々木高信の子頼綱が朽木氏の祖。江戸時代も交代寄合として存続した。
田中城
佐々木高信が入部したのが田中郷。朽木頼綱の子氏綱が田中氏の祖。
五番領城
高島七頭のうち、唯一佐々木高信に繋がらない家で、愛智氏系の一族の山崎氏
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