築城年代は定かではない。城主は国分左兵衛または岡部某と伝わる。
城は虫ヶ峰から北東に伸びた尾根の先端に築かれている。城山の山頂は113mの所であるが、この辺りは自然地形で城は尾根の先端標高90m付近に築かれている。
南北尾根の両端を堀切で断ち、南北二段の曲輪を配している。南の段は南東側にl字に土塁を設け、そこに朽ちた標柱が落ちていた。北西側の斜面に畝状竪堀群が残っている。
道はなさそうである。虫ヶ峰へ向かう林道が城山の南西鞍部に通っているのでこれを利用して登った。山上は人工林であるが薮化しているので城跡へたどり着くまで苦労する。
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