三河 高蔵城みかわ たかぞうじょう
△トップに戻る
築城年代は定かではない。城主は松井内蔵助で元亀2年(1571年)甲斐武田氏の侵攻によって落城したという。
高蔵城は川に沿って西へ伸びた尾根の先端に築かれている。
大きく分けて東西に三つの曲輪があり西端が主郭である。主郭の東に堀切を挟んで二郭、さらに一段下がって三郭、東端は堀切状地形となっている。
主郭は西側の道路に面して削られており、南尾根に小さな堀切がある。主郭の北下、二郭の辺りは茶畑であろうか。
城山の南側の谷が畑となっており、その間に山に通じる道がある。