加賀 岩倉城かが いわくらじょう

城郭放浪記


△トップに戻る

TOP > > (加賀国/石川県) > 岩倉城
Tweet
加賀 岩倉城の写真
掲載写真数
形態
山城(標高296m/比高215m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁,曲輪,横堀,虎口
城 主
一向一揆か
縄張図
岩倉城縄張図
歴 史

詳細不明。案内板によれば享禄年間(1528年~1532年)に朝倉氏に備えて一向一揆が築城、元亀元年(1570年)頃には鳥越城主鈴木出羽守の出城となり、天正年間(1573年~1592年)に織田勢と戦って落城したという。

説 明

岩倉城は上麦口集落の北東に聳える標高296mの山に築かれており、現在は登山道が整備されている。

比高は約200mとさほど高くはないが、上麦口集落からは奥まった山にあり、麓から山頂は見えないと思われる。

主郭は山頂の曲輪Iで南北に長く土塁で囲繞する。虎口は3個所確認できる。

北端の虎口1を出ると曲輪IIがあり、北端が東へ張り出す。この張出はそのまま曲輪IIIの虎口5に対して横矢を掛けになっている。虎口4は外側に屈曲する土塁があり、曲がりながら入る構造になっている。

曲輪IIIは東に虎口5を開く。虎口の外側は横堀1があり、横堀の土塁がそのまま虎口の土橋となって入るようになっている。南西隅にも開口しているが、用途は不明である。

主郭から西に開口する虎口2は外側に小郭Vがあり外枡形状の虎口である。この虎口も帯曲輪IVと小郭Vで固められている。

主郭の南方に開口する虎口3は帯曲輪IVに接続するが、そこから南へ伸びる尾根は自然地形のままで特に遮断施設はない。現在はこの尾根から岩倉観音に続く山道が接続している。

南西尾根には「米左衛門屋敷」とされる平場がある。緩斜面を削り込んだ平坦面があり、一部土塁状になる。ここから虎口6まで堀底状の道が接続する。岩倉観音との分岐の先には水場(湧き水)がある。

主郭部I~IIIが高土塁で囲繞された曲輪となり、明確な虎口を有している。北から虎口5に入るルートが大手筋と考えらる。一部横堀が設けられているが、明確な堀切や竪堀がない。主郭Iが城内で最も広い曲輪というのも特徴であろう。

案 内

国道360号線、上麦口バス停付近に案内板があり、そこから登山口まで道標がある。

登山道は谷筋を登るように設置されていたが、現在は崩落しているのか尾根を登る迂回ルートが整備されている。

最寄り駅(直線距離)
9.1km 加賀一の宮駅
9.4km 中鶴来駅
9.8km 鶴来駅
主な参考文献
現地案内板
石川県中世城館調査報告書I(加賀I・能登II)
加賀中世城郭図面集(桂書房)
北陸の名城を歩く 石川編(吉川弘文館 )
所在地/地図
石川県小松市原町
GPSトラックデータダウンロード :[KML形式 ][GPX形式 ]
付近の城(直線距離)
1.1km 加賀 中峠北城
1.3km 加賀 覆山堡
2.3km 加賀 三坂峠城
2.9km 加賀 岩淵城
3.1km 加賀 小山城
3.7km 加賀 鳥越城
3.8km 加賀 殿様屋敷
4.1km 加賀 二曲城
4.6km 加賀 鍋谷堡
5.1km 加賀 虚空蔵山城
5.7km 加賀 結城館
6.5km 加賀 江指城
6.8km 加賀 広瀬廃寺
8.1km 加賀 莇生砦
8.2km 加賀 波佐谷城
8.5km 加賀 和田山城
8.7km 加賀 西山砦
9.3km 加賀 舟岡城
10.0km 加賀 清沢願得寺
最終訪問日
2026年3月
TOP > > (加賀国/石川県) > 岩倉城