伊賀 北村氏城いが きたむらしじょう
△トップに戻る
詳細不明。北村氏の城で南に里城と呼ばれる居館が残る。北村氏は天正伊賀の乱には登場しない。
北村氏城は関西本線中柘植の踏切の北側にある丘陵に築かれている。
比高10mほどで方形館を山上に築いたような高土塁囲みの主郭があり、南に虎口を開く。虎口の外側はスロープで西に下るように作られている。
主郭の背後は大堀切となり東側はそのまま堀が伸びて横堀となるが、西側は不明瞭な削平地が続く。こちら側は後世の改変を伴っているようである。
小屋の脇か西の農道沿いからが入りやすい。