詳細不明。発掘調査で青磁、白磁、染付などが出土し、十六世紀後半頃に使用されていたという。
下内野城は小峰集落の南、内野川に沿って東西に伸びた小山(城山)に築かれている。
城山の西半分は畑や藪でよく分からないが、東側に金比羅権現が祀られた曲輪があり、この辺りが主郭部と思われる。この曲輪は北から西側にかけて土塁があり、西下にはさらに平段が続いているが、曲輪か畑跡かはっきりしない。主郭の北側には帯曲輪があり、東からの参道は東端の虎口らしき場所へ繋がっている。
東側の参道入口付近に倒れた標柱がある。そこから参道を登れば主郭に至る。